社員紹介

仕事で一番大事にしているのは「人間関係」。そのために必要なのが「覚悟」「熱意」「愛情」だと考えています。

仕事で一番大事にしているのは「人間関係」。そのために必要なのが「覚悟」「熱意」「愛情」だと考えています。
桑田 孝文

1992年入社

第2事業部 事業部長

桑田 孝文

これまでのキャリア並びに現在はどのような仕事をしていますか?

化学プラントにて計装・電気のエンジニアが機器の保守・メンテナンスを実施している部門で部門長として組織統制や営業、新規事業の企画・立案、市場の開拓をしています。
また、事業部長として会社経営における活動やプロジェクトにも携わっています。

私は1992年6月に入社し現場施工から施工責任者を12年程経験し、そこから管理職となりいろいろな管理業務の経験を積み現事業部長として組織を統率してきました。いわゆるたたき上げというやつですね(笑)

下積み時代には、中国(海外)の建設工事に計装SV(スーパーバイザー)として1年間出張した経験もあります。何より言葉が通じないので涙々の日々でしたね。無事工事を完工した時は、苦労した分、自信に満ち溢れていたのを思い出します。それから新居浜事業所の再建、現在は2014年10月に開業した岩国事業所の立上が完了し次世代への継承と新規市場の拡大、及び新居浜事業所の組織再建・市場の拡充に奮闘しているところです。

仕事で印象に残る出来事、後輩とのエピソードを教えてください。

2014年10月岩国事業所開業に伴い、私とグループリーダー1名が愛媛県より異動となり、事業立ち上げ奮闘の日々が始まりました。開業から1年、二人三脚で市場リサーチから顧客先訪問を繰返しました。営業活動に追われる中、移動の車内や昼食時に岩国事業所の将来を語り合い、毎日のように「わしが岩国に城を建てる、お前は城主となって城を守っていってくれ」と呪文のように唱えてましたね。

そんな悪戦苦闘のなか、開業から3年目くらいだったと思いますが、現主要顧客先との出会いがあり事業が軌道に乗ってきた時に、苦楽を共にしてきたグループリーダーから胸中を打ち明けられたんです。
「岩国に異動になった時、本心は左遷だと思ってました。けど、桑田さんと一緒に岩国に来てよかったです。人生が変わりました。岩国城は私が守ります。」と・・・。めちゃくちゃ嬉しかったし、泣きましたね。男泣きですわぁ。

こんな思いにさせてくれる部下や、事業立上を全力で支えてくれたパートナー企業、自身の思いに共感してくれた顧客先、いろいろな人との出会いに本当に感謝です。
最後に私の大好きな言葉を添えさせていただきます。
「出会いが夢の種となり 努力が夢の花となる」

仕事をする上で「必要」であると思っていることは?

自分が仕事で一番大事にしているのは「人間関係」です。上司・部下、従業員はもとより、顧客先、パートナー企業、関係するすべての人々との人間関係(信頼関係)を築くことが仕事を成功させる秘訣だと思います。

その「人間関係」を構築するにあたり、自身で常に心掛けている3本の柱が「覚悟」と「熱意」と「愛情」です。

何か事をなすとき、大なり小なり必ず覚悟が必要です。
私の場合、岩国事業所開業、新規事業の立上の際に強い「覚悟」を胸に、新規の顧客先へ営業訪問を行い、「熱意」をもって自社サービスのプレゼンを実施しました。何社も訪問した中で私の思いに共感いただいた企業、それが岩国事業所として年商500万円しかなかった事業を2億円にまで展開できた現主要顧客先となります。
そして、この事業立ち上げに欠かせないのが、部下並びにパートナー企業との信頼関係や共感です。
その人間関係を構築するにあたって「覚悟」、「熱意」にプラス「愛情」が必要なのです。
ただ指示するだけでは、誰もついてきてくれません。困ったときには手を差し伸べ時には厳しく接すること、そういった「愛情」が人の心を動かすのだと思います。